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プール・スパのよくある質問:きれいな水を保つための答え

pH、塩素、水が緑になる、ろ過、冬支度……プールやスパの持ち主が特によく抱く疑問に、目安の数値とともにお答えします。塩素で管理する家庭用プールでよく使われる値です。必ず製品のラベルとお住まいの国の規則に従ってください。

更新:2026 年 10 月

プールの理想的な pH はいくつですか?

プールの理想的な pH は 7.2〜7.6、目標は 7.4 前後です。この範囲では塩素がもっともよく働き、目や肌にもやさしい水になります。

7.8 を超えると塩素の効果が落ち、水が濁ったりスケールが付いたりします。7.0 を下回ると水が刺激的になり、設備を傷めます。

プールの塩素濃度はどのくらいが適切ですか?

家庭用プールでは遊離塩素 1〜3 mg/L(ppm)が目安です。臭素なら 2〜4 mg/L。スパは水温が高く負荷も大きいため、塩素または臭素 3〜5 mg/L が一般的です。

遊離塩素は試験紙や DPD キットで測れます。低すぎると藻や細菌が増え、高すぎると刺激が強く、ライナーや設備も傷みます。

TAC(アルカリ度)とは何で、いくつにすべきですか?

TAC(総アルカリ度)は、水が pH を安定して保つ力を表します。80〜120 mg/L を目標にしてください。

低すぎると薬剤を入れるたびに pH が大きく動き、高すぎると pH が上がり続けて調整しにくくなります。pH より先にアルカリ度を調整してください。

ほかにどんな数値を確認すべきですか?

安定剤(シアヌル酸)は塩素を日光から守ります。屋外では 20〜50 mg/L が目安で、これを超えると塩素の効果が弱まります。

水の硬度は 100〜300 mg/L(10〜30 °f)が理想です。低いと水が攻撃的になり、高いとスケールが付きます。塩素発生装置を使う場合は、塩分は取扱説明書に従ってください。

プールの水が緑になるのはなぜですか?

緑色の水はほとんどの場合、藻が原因です。塩素不足、pH が高い、ろ過時間が短い、暑さや雷雨などが引き金になります。

対処法:1)pH を測って 7.2〜7.4 に調整、2)壁と底をブラッシング、3)ラベルに従ってショック塩素処理、4)水が澄むまで連続ろ過、5)フィルターを清掃または逆洗、6)再測定して数値を戻す。

水が濁る・白く濁るのはなぜですか?

濁りの原因は、ろ過不足、フィルターの汚れ、pH やアルカリ度の乱れ、石灰分の過多、消毒不足などです。

まずろ過(運転時間、フィルターの状態、圧力)を確認し、そのあと pH とアルカリ度を調整します。凝集剤や透明化剤で細かい粒子を取り除き、その後フィルターを清掃します。

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ショック塩素処理はどうやりますか?

ショック処理は、藻、細菌、クロラミンを一掃します。まず pH を 7.2〜7.4 に調整し、パッケージに記載の容量別の量のショック用塩素を、できれば夕方に加えます。

ろ過は止めずに運転します。遊離塩素が 3 mg/L を下回るまで、通常 12〜24 時間は入水しないでください。

1 日に何時間ろ過すればよいですか?

目安は、ろ過時間(時間)=水温(°C)÷ 2。水温 24 °C なら 1 日約 12 時間です。暑いほど長く回します。

水温が高い時間帯に運転し、できれば電気料金が高い時間帯は避けましょう。可変速ポンプなら消費電力を抑えられます。

水質検査はどのくらいの頻度で行いますか?

シーズン中は pH と塩素を週に 1〜2 回、猛暑・雷雨・利用者が多いときはもっと頻繁に測ります。アルカリ度と安定剤は月に 1 回確認してください。

定期的に使うスパは 2〜3 日に 1 回、迷ったときは入る前に測ります。

pH を下げる・上げるにはどうしますか?

pH を下げるには「pH マイナス」(多くは硫酸水素ナトリウム)、上げるには「pH プラス」(多くは炭酸ナトリウム)を使います。

ラベルと水量に従って少量ずつ、ろ過を回したまま加えます。再測定は数時間後に。一度に直すより、数回に分けて調整するほうが安全です。

プールの水量はどう計算しますか?

長方形:縦 × 横 × 平均水深。円形:0.785 × 直径 × 直径 × 平均水深。楕円形:0.785 × 長径 × 短径 × 平均水深。

平均水深は、最も浅い所と最も深い所の平均です。m³ × 1,000 がリットルです。薬剤を正しく入れるには水量の把握が欠かせません。

スパには塩素と臭素のどちらがよいですか?

臭素は高温でも効果が続き、においも弱いため、スパによく合います。塩素は安価で一般的ですが、37〜40 °C ではこまめな管理が必要です。

どちらを使う場合も混ぜないこと。pH は 7.2〜7.6 に保ち、使用状況に応じておよそ 3 か月ごとに水を入れ替えます。

プールの塩素臭がきついのはなぜですか?

強い「塩素臭」は、ほとんどの場合クロラミン(結合塩素)が原因です。塩素が汗、クリーム、汚れと反応してできます。塩素が多いのではなく、消毒成分が使い切られているサインです。

解決策は、しっかりろ過しながらのショック処理と、入水前にシャワーを浴びてもらうことです。

プールの冬支度はいつ、どうしますか?

水温が 12 °C 前後を下回り続けるようになったら冬支度をします。パッシブ方式:水位をスキマー以下に下げ、冬季用薬剤で処理し、配管を保護してカバーをかけます。アクティブ方式:カバーをかけたうえで、ろ過を短時間ずつ回し続けます。

どちらの場合も、閉める前に水のバランス(pH、アルカリ度)を整え、フィルターを掃除してください。

薬剤処理の直後に入って大丈夫ですか?

pH 調整剤のあとは、薬剤が行き渡るまで数時間ろ過してください。ショック処理のあとは、遊離塩素が 3 mg/L を下回るまで待ちます。

迷ったら測定を。遊離塩素 1〜3 mg/L、pH 7.2〜7.6 なら安心です。必ずメーカーの指示に従ってください。

塩素なしでも管理できますか?

代替または併用の手段として、塩分電解(その場で塩素を作る)、臭素、活性酸素、紫外線があります。ただし、家庭用プールで持続性のある消毒剤を完全に置き換えられるものはありません。

どの方式でも、十分な消毒、バランスのとれた pH、しっかりしたろ過を保つことが大切です。

スパの水はどのくらいで入れ替えますか?

平均で 3 か月に 1 回、使い方によって 1〜4 か月です。水温が高く、利用者が多く、入れ替えが少ないほど水は早く傷みます。

処理しても濁りが取れない、常に泡立つ、においが取れない場合は、早めに入れ替えてください。

スパの温度は何度にすればよいですか?

通常の使用温度は 36〜38 °C で、40 °C を超えてはいけません。1 回 15〜30 分にとどめ、体の弱い方、妊娠中の方、お子さまは医師に相談してください。

使わない間は、ろ過を動かしたまま温度を下げれば省エネになります。

スパの水質の目安は?

pH 7.2〜7.6、アルカリ度 80〜120 mg/L、硬度 150〜250 mg/L、消毒剤(塩素または臭素)3〜5 mg/L を目標にしてください。

37〜40 °C では水が変化しやすいため、プールより頻繁に、定期利用なら少なくとも 2〜3 日に 1 回は測定しましょう。

スパの水が泡立つのはなぜですか?

泡は主に、化粧品やクリームの残り、水着に残った洗剤、溶け込んだ成分の多すぎる水が原因です。

入る前にシャワーを浴び、水着をよくすすぎ、フィルターを掃除します。応急的に消泡剤を使い、それでも続くなら水を入れ替えてください。

スパのフィルターはどう掃除しますか?

カートリッジは 1〜2 週間ごとに水道水ですすぎます。月に 1 回ほど、スパ用フィルタークリーナーに浸け置きし、しっかりすすいでください。

交換の目安は 1 年ほど。傷んだり、汚れが落ちなくなったら早めに交換します。2 本を交互に使うと便利です。

スパの水抜きと掃除の方法は?

水を抜く前に、スパ用配管クリーナーを約 1 時間循環させます。電源を切って排水し、スパ専用クリーナー(泡立つ家庭用洗剤は使わない)で内側を洗い、すすぎます。

再び水を張り、pH とアルカリ度を整え、加温する前に消毒します。水を替えるたびに配管を洗うと、バイオフィルムや臭いを防げます。

CoachPool で薬剤量を計算

測定値を入力すると、CoachPool が水のバランスを評価し、何をどれだけ加えるかを順を追って案内します。検査やお手入れのリマインダーも届きます。無料で始められます。